耐久性能

長期的に建物を維持するために重要な耐久性能

長期的に建物を維持するために重要なことは、適切な基本性能だけではなく、それを守るための防水性や、点検・補修などのメンテナンスに配慮した設計です。「コンシェリア」シリーズは防水性と耐久性に配慮し、末永く住まうことができる建物づくりを目指しています。

建物の漏水を防ぎ耐久性を高める屋上・ルーフバルコニー防水

建物の中でも最も過酷な気象条件にさらされ続けている屋上は、防水処理などで漏水を予防しています。雨水が長く溜まらないよう勾配のある屋根にドレン（排水口）を設置し速やかに雨水を排水します。また、「コンシェリア」シリーズではアスファルト防水の10年間保証を実施しています。

■アスファルト防水

■ルーフドレン

■屋上施行例

■屋上構造断面図

床面に勾配を設けたバルコニー排水

バルコニーの床に勾配を設けることで、雨水を排水します。排水ドレンが詰まった時の為にオーバーフローを設け室内に雨水が浸入することを防ぎます。

■バルコニー内排水溝

■バルコニー内ドレン

■バルコニー床シート

建物の長期的な維持に重要な配管メンテナンスと更新対策

住まいの重要な設備である給排水管やガス管は、内外装で隠れてしまうことが多く、漏水などの事故が発生した場合の補修が困難であったり、日常の点検など維持管理に支障をきたしたりする場合があるため、予め工夫をしておく必要があります。また、建物の長期耐久性を確保するためには、住戸専有部の経年劣化への対応として間取り変更も含めた更新対策も重要となってきます。