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基礎工法
本物件の基礎は建物を点で支える「杭基礎工法」に対し、建物直下で面的に建物を支える「直接基礎(ベタ基礎)工法」を採用しています。建物の接地面となる基礎底盤を鉄筋コンクリートとし、地表近くの良好な地盤で建物全体を支えます。
地盤調査
本物件は設計前の地盤調査にて「ボーリング調査」を実施し、杭基礎とする必要がないことを確認した上で基礎底盤を厚さ350~450mmの耐圧盤とし、底盤全面で建物を支持する「直接基礎工法」を採用しています。また、施工に先立ち、改めて支持地盤の許容支持力が適正かを確認する「平板載荷試験」を実施しています。
壁式構造
柱と梁で建物を支えるラーメン構造に対し、「壁」という「面」で建物を支える構造を「壁式構造」といい、主に低層の建物に採用される工法です。柱や梁型が室内に出ない為、室内空間を有効に使うことができます。 ※天井面には設備配管の為の下がり天井が通ります。また構造上、一部の住戸には梁型が出る場合があります。
豊島台、標高約26mの高台に立地
武蔵野台地の東端部に位置する新宿区は台地と低地から成ります。台地はほぼ南側を占める淀橋台と北西側の豊島台に分かれており、砂礫または粘性土層の上に箱根─富士からの火山灰(関東ローム層)が沈隆した地層構造となっています。本物件は標高約26mの豊島台地上に立地しています。
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二重床工法・二重天井
スラブの厚さを約180mmとし、遮音性に優れた置床システムを採用。スラブ面と床面の間には、防振ゴムを配し、スプーンや食器などの落下音(軽量床衝撃音)が階下へ漏れるのを軽減します。また、二重天井とすることで、将来のリフォームやメンテナンスへの対応に配慮しています。
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冬暖かく夏涼しいを目指した断熱構造
屋上や壁、下階が共用部となる最下階住戸の床裏などには断熱材を入れ、建物全体を包み込むように断熱対策が施されています。これにより、夏の冷房効率、冬の暖房効率を高めます。
乾式耐火遮音壁(戸境壁)
住戸間の境壁には石膏ボードと軽量鉄骨下地の組み合わせにより高い耐火・遮音性能を備えたスタッド構造を採用しました。
※一部RC壁となります。断熱仕様の外壁
外壁に面する内壁に、発砲ウレタンフォーム断熱材を吹きつけることにより、外気温との差による室内の結露防止に配慮しています。
ダブル配筋
主要な壁には縦横に組んだ鉄筋を二重に配したダブル配筋を採用(一部除く)。
コンクリート強度
設計基準圧縮強度33N/㎟〜36N/㎟の高い強度を持つコンクリートを使用しています。
かぶり厚
鉄筋を保護する意味でも重要なかぶり厚※についても、建築基準法で定める数値をクリア。アルカリ性のコンクリートが、酸化しやすい鉄筋を守ります。
※【かぶり厚】鉄筋からコンクリート外側までの距離。